腸からの美肌アプローチ◉美肌と腸活をまとめてみた(2/2)-エクオールを増やそう-
みなさん、こんにちは。
日々美肌研究をしている24歳OLのみきです。
前回、「フェノール類を増やさない」という趣旨の美肌と腸活についてまとめました。
今回は、「エクオールを増やす」という趣旨で腸活についてお届けしたいと思います。
4.美肌と腸活③女性ホルモンの働きをしてくれる、エクオールを増やそう
そもそも、エクオールとはどんな成分?
エクオールは女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをする物質で、
コラーゲンを生成したり、
肌の水分を保持するのに役立つ
美肌の味方です。
参照:更年期LABO
★ちなみに
ご存知の方も多いとは思いますが、女性ホルモンには
エストロゲン:”女性らしさ”を作るホルモンで、
妊娠しやすいような女性としての魅力(お肌のハリ・髪のツヤ等)を上げてくれる働きをします。
プロゲステロン:”お母さんになる”準備をするホルモンで、
食欲をつけて脂肪を蓄えたり乳腺を発達させる働きをします。
どちらもとても大切なホルモンであることに変わりはありませんが、まだお母さんになる予定がない/きれいになりたい女性にとってはエストロゲンの働きが重要です。
そんな女性にとってエクオールを増やすことは、ホルモン療法に頼らずとも
・肌ツヤ・ハリをUP
・髪ツヤをUP
することに繋がるというわけです。
しかし、エクオールを生成できるのはのおよそ43%程度!?
エクオールは、腸内細菌であるエクオール産生菌が大豆イソフラボン由来のダイゼインを元に生成する物質になります。
しかし、
このエクオール産生菌を十分に保持するorエクオール産生菌が活性化している人は
日本人のおよそ43%程度になります。
つまり、いくら一生懸命納豆や豆腐を食べようと
※エクオールは作れなくても大豆イソフラボンそのものが良い栄養素のため、摂取することに意味がないわけではないですよ!
エクオールが生成できるか否かを検査してみよう
エクオールの生成体質は、検査することができます。
医療機関で検査を行っているところもありますし、
自己検査キットも入手が可能です!
5.美肌と腸活④女性ホルモンの働きをしてくれる、エクオールを増やすためにすべきこと
エクオールを作れる人は、食生活で大豆イソフラボンを取り入れる
大豆イソフラボンが含まれている食品の例
豆腐、豆腐加工品、ゆば、納豆、きな粉、おから、煮豆 等
前回のブログで紹介しましたが、
乳酸菌を摂取するのにも納豆は優れているため、
エクオールを生成できる人にとってはまさに一石二鳥の食材ですね。
また、エクオールを作れない人であっても食生活に大豆イソフラボンを取り入れ続けていると、エクオールを作れる体質に変わることもあるようです。
エクオールを作れない人は、サプリで補給する
エクオールを作れない人は日本人の過半数のため、悲観する必要はありません、
サプリで補給をするという手もあるからです。
また、エクオールは作れるけれど毎日イソフラボンを摂取するのは大変…という方にもサプリはおススメです!
→オススメ:大塚製薬の「エクエル」
おすすめポイントは、
・大豆イソフラボンを乳酸菌で発酵させた、世界初のエクオール含有食品
・合成・濃縮・抽出を一切行っていない安全な製法
・1日量でエクオールを10mg摂取することが可能(もし大豆製品で摂取する場合は、納豆1パックor豆腐2/3丁or豆乳200g相当にあたります)
ぜひ皆さんも、
「美容と腸活-エクオールを増やす-」を実践してみてくださいね。
これで、美肌と腸活をまとめてみたシリーズは終わりですが、
次回以降も美肌に関わる様々な情報を発信していくのでぜひ見ていただければと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます♡
それではまたお会いしましょう。
みき
腸からの美肌アプローチ◉美肌と腸活をまとめてみた(1/2)-フェノール類を増やさない-
みなさん、こんにちは。
日々美肌研究をしている24歳OLのみきです。
先日この本を読み、
「新しい腸の教科書 健康なカラダは腸から始まる」(著者:江田証さん)
腸のしくみや、腸内環境が美肌にも深く関わることを学んだため、
「美肌と腸活」について本の内容を掘り下げ、2回に分けてまとめていきたいと思います。
1.そもそも、腸内環境とは?良い悪いは何で決まる?
まず、美肌と腸活の話をする前に、前提となる腸内環境の知識について話します。
腸内環境の良し悪しは、腸内細菌の比率で決まる!?
人の腸内には、およそ100兆個に及ぶ腸内細菌が生息しており、これらの菌は互いに密接に関係しあい、バランスをとっています。
腸内細菌には以下の3つがあるのですが、
善玉菌:私たちの体にとって有益な菌
悪玉菌:私たちの体に悪影響をもたらす菌
日和見菌:中間の菌で、善玉菌・悪玉菌の優勢な方の働きに味方する菌
健康な人の腸内細菌の比率は
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7
となっています。
この比率が崩れ悪玉菌が優勢になると、多くの弊害をもたらすことになります。
便秘や下痢、免疫低下、肌荒れなどは、実は腸内環境に大きく左右されるんですね。
悪玉菌が増える原因とは?
悪玉菌が増える原因はさまざまですが、
・ストレス
・食生活の偏り
・運動不足
等がよくある原因として挙げられます。
2.美肌と腸活①美肌の大敵!フェノール類を増やさない
前述の通り、悪玉菌が増えると様々な弊害がもたらされるのですが
中でも美肌を妨げる原因になるのがフェノール類の増加です。
なぜフェノール類は肌に悪い?肌荒れを起こすまでのメカニズム
①悪玉菌が増えると、フェノール類と呼ばれる化合物が増加する。
②通常であれば便と一緒に排出されるフェノール類が、増加することで全て排出できなくなる。
③排出できなかったフェノール類は血液を通り皮膚に到達、蓄積することで表皮細胞の正常な分化に支障をきたす。
フェノール類を増やさないためにはどうするの?
フェノール類は、悪玉菌が増加することで生成される性質があります。
そのため、悪玉菌を増やさないことが最も重要となるのです。
悪玉菌を増やさないためには、
①善玉菌そのものを摂取すること
②善玉菌の生成を促すものを摂取すること
この2つのアプローチが必要になります。
3.美肌と腸活②フェノール類を増やさないためにすべきこと
発酵食品を意識的に食生活に取り入れる
よく発酵食品が”健康に良い”と言われる理由はまさしく、
善玉菌の代表である乳酸菌・ビフィズス菌が多く含まれているからなんですね!
乳酸菌・ビフィズス菌が含まれている食品の例
納豆、味噌、ヨーグルト、キムチ、チーズ、ぬか漬け 等
ただし、これらの食品を摂取する際には
塩分が高い、添加物が含まれている、等の情報を総合的に判断し、取り入れる必要があります。
特に乳製品に関しては、多くの日本人の体質に合わないとも言われており(※詳しくは、遅延性アレルギーについて今後まとめます)、
その体質の見極めも非常に大切になってきます。
食物繊維・オリゴ糖を意識的に食生活に取り入れる
発酵食品が善玉菌そのものを含んでいるのに対し、
食物繊維やオリゴ糖は善玉菌を増やすエサになります。
食物繊維・オリゴ糖が含まれている食品の例
食物繊維ー穀物・イモ類・海藻類・きのこ類 等
オリゴ糖ー大豆・バナナ・ゴボウ 等
菌の増殖する性質を活かし、
せっかく菌を取り入れたのであれば増殖する工夫まですることが大切です。
健康食品で効率よく善玉菌を補給する
食生活で腸内環境を改善するのが難しい場合は、効率よく健康食品で補給をするのもよいでしょう。
私自身、体質的に乳製品は合わないうえに、毎日納豆は食べたくはないワガママ女。
そのため、手軽に
善玉菌+善玉菌のエサが同時に摂取できる健康食品は重宝しています。
→オススメ:VegeSA(ベジサ)のひとくちで食べられる青汁
おすすめポイントは、
・善玉菌摂取&善玉菌増殖ができる(乳酸菌108億個と水溶性食物繊維1000mg)
・美味しいから毎日続けられる(アサイー味のパウダー)
・酵素やβ-カロテン等の美肌の助けとなる成分も摂取できる
→もともとβ-カロテンは別のサプリで補給していたのですが、これ一つで摂取できるようになったためやめました!
ぜひ皆さんも、
「美容と腸活-フェノール類を増やさない-」を実践してみてくださいね。
次回は、「美容と腸活-エクオールを生成する-」をご紹介します。
ここまで読んでいただきありがとうございます!♡
それではまたお会いしましょう。
みき